宮部みゆき名もなき毒」完読。
さすが、名手。この手の作品は好きだなー。
要は、青酸カリでのオーソドックスな殺人事件なのだけど、
土壌汚染や、シックハウス症候群・・・それに、
いないようで結構身近にいたりするキレる女・アブナイ女
不幸が故に芽生えてしまった怒りなど・・・
人間の生活の中、あるいは人間の中に潜む毒こそ名もなき毒・・・
言い表せない分、ある意味、青酸カリよりも恐怖・・・。
うん、確かに怖い。
さて、読書の秋。次は何を読もう・・・。
そうそう、雑誌「ku:nel」は、発売3周年記念で、
本屋さんで買ったら、クウネルくんのポストカードとクリアファイルを
くれました〜。うれしー。