2006-09-21 ■ 本 宮部みゆき「名もなき毒」完読。 さすが、名手。この手の作品は好きだなー。 要は、青酸カリでのオーソドックスな殺人事件なのだけど、 土壌汚染や、シックハウス症候群・・・それに、 いないようで結構身近にいたりするキレる女・アブナイ女 不幸が故に芽生えてしまった怒りなど・・・ 人間の生活の中、あるいは人間の中に潜む毒こそ名もなき毒・・・ 言い表せない分、ある意味、青酸カリよりも恐怖・・・。 うん、確かに怖い。 さて、読書の秋。次は何を読もう・・・。 そうそう、雑誌「ku:nel」は、発売3周年記念で、 本屋さんで買ったら、クウネルくんのポストカードとクリアファイルを くれました〜。うれしー。